老人総合福祉施設グリーンヒルみふねメインイメージ画像 老人総合福祉施設グリーンヒルみふねメインイメージ画像

ここでは、グリーンヒルみふねに『暮らしている人』や
グリーンヒルみふねで『はたらいている人』がイキイキとみえるようなテーマで 構成されています。

『暮らしている人』『はたらいている人』
ここにいれば、自分のやりたいことができる!
ここにいれば、楽しいことがたくさんある!
ここにいれば、ドキドキ、ワクワクできる!

『暮らしている人』『はたらいている人』
いくつになっても、童心でありたい!
いくつになっても、かっこよくありたい!
いくつになっても、きれいでありたい!

そんなことを垣間見ることの出来るホームページです!
それではお楽しみください!

老人総合福祉施設グリーンヒルみふねメインイメージ画像

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ネイチャーゲームの魅力(2011/5/23)

2011年05月23日

 森のようちえん終了後、あるパンフレットが目に入りました。

『ネイチャーゲームリーダー養成講座』あなたも自然案内人!そんなキャッチフレーズがいまでも心に残っています。どんなものだろう。よし!受講してみよう!そう決意しました。

阿蘇での2泊3日の自然体験でした。日頃、あまり使わない五感をフルに使い自然体感をすることが目的でした。木の香り、土の匂い、雨の匂い、水の冷たさ。生まれて初めて見た阿蘇の雲海。何もかも幻想的な体験でした。

 虫の目線でモノを見る虫めがねをつかった『ミクロハイク』これは人が寝転んで虫めがねで草を覗き込み虫目線でどのような世界が広がっているのか体験するゲームです。ふだんは小さな小さなアリが、まるで怪獣の様に草をかき分け大きなあごをカチカチさせながら動いている姿を見ると、こんな小さな世界がこんなにもリアルに体験できるんだ!!と驚きでした。

 また、『木の鼓動』というゲームは木の幹に、聴診器をあて木が生きてることを体験するゲームです。地面から水を吸い上げる音なのか、葉っぱから養分が根っこに降りてきている音なのか『ヒュー・・・。ゴー、ゴー』とはっきり聞こえたことを覚えています。人間と自然が共存していることに改めて気付かされた研修でした。そのほかいろいろなゲームを体験しましたが、とても言葉では表すことができない貴重な体験ばかりでした。

施設に戻り、さっそくカリキュラムの中に『冒険の森』というキーワードで考えることにしました。よそには絶対にまねのできない素晴らしいものにつくりあげるために・・・。

無事平成22年4月にみどりの里は開園し、しばらくたってからのことです。グリーンヒルのお年寄りは施設に入所しており外に出る機会はほとんどないことにふと気が付きました。そう思ったのが平成22年9月ごろだったと思います。

空調設備が進歩した最近では、夏は涼しいエアコン、冬はヌクヌクした暖房、施設に閉じこもりきりではないか。ネイチャーゲームの五感を思い出しました。これも園児と共通する部分があるかもしれない。お年寄りは体が不自由になり、何らかの形で行動や移動が制限されています。

私たち職員やご家族の皆さんは街に行けばクリスマスシーズンならイルミネーションを見たりクリスマスの音楽が流れたりしていると、あークリスマスだなー。と感じることができます。夏は蝉の鳴き声、花火大会・・。いろんな季節を楽しむことができます。介護サービスを使ってらっしゃる方は職員のレクリエーション等の工夫で季節を感じているのがほとんどではないでしょうか。

季節の変わり目や季節感を味わうために施設内の飾り付けも重要な方法の一つです。

夏なら熱中症をおこすといけない、冬は風邪をひくかもしれない。だから外に連れていかないほうがいい。春のポカポカ陽気、夏の強い日射し、秋の紅葉シーズン、冬の冷たい北風、雨のにおい、土の匂いそれらを感じることは人間が人間として生きている実感として大切なものではないか。

私たち職員が当り前のように感じる感覚をお年寄りは感じることができないのではないか。

私たちは何らかの理由付けでお年寄りの行動を制限してしまっている。ネイチャーゲームは暑さ対策、寒さ対策、脱水症状等の防止策、あるいは既往歴等リスクアセスメントを把握できていれば十分可能なアクティビティです。

ネイチャーゲームを通じて日頃使われていなかったさまざまな感覚(視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚)を呼び覚まし、入所者の方々の活性化につなげていきたい。同時に職員にもネイチャーゲームの楽しさを知ってもらいたい。そう願っています。

※2011年のグリーンヒルみふね旧広報誌に掲載されたものです。