老人総合福祉施設グリーンヒルみふねメインイメージ画像 老人総合福祉施設グリーンヒルみふねメインイメージ画像

ここでは、グリーンヒルみふねに『暮らしている人』や
グリーンヒルみふねで『はたらいている人』がイキイキとみえるようなテーマで 構成されています。

『暮らしている人』『はたらいている人』
ここにいれば、自分のやりたいことができる!
ここにいれば、楽しいことがたくさんある!
ここにいれば、ドキドキ、ワクワクできる!

『暮らしている人』『はたらいている人』
いくつになっても、童心でありたい!
いくつになっても、かっこよくありたい!
いくつになっても、きれいでありたい!

そんなことを垣間見ることの出来るホームページです!
それではお楽しみください!

老人総合福祉施設グリーンヒルみふねメインイメージ画像

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ニュースや新聞で見る介護保険施設の話題(2011/3/25)

2011年03月25日

 私たちが通常目にするニュースや新聞で見る介護保険施設等の話題は、『●●市の○○施設において入浴介助中に死亡』『ノロウイルス集団感染○名死亡』『●●有料老人ホームで虐待の疑い・・』。

いずれもマイナス要素の部分が大きく報道されていることが多いようです。プラス要素の話題はほとんどありません。あっても小さな枠で目立ちません。福祉施設なので『できて当然』あるいは、『社会福祉法人の使命として当然のことだ。』という理由で報道されないのか定かではありませんが・・・・。

 大抵、このような痛ましい死亡事故報道が流れると、数日中に必ずと言っていいほど行政から一斉に『入浴マニュアルの有無』『入浴介助中の人員体制は?』『事故対策委員会の設置の有無』『介護事故の指針の作成の有無』等の通知がファックスで送られてきます。

 介護保険の概念は利用者の自立と尊厳を守ることが基本であることは間違いありません。利用者の自立を考えたとき、例をあげてみると歩行できる人はもちろん歩行していただきますが、補助具を使えば何とか歩行できる人も歩行していただきます。

杖をついて歩いている人がいると職員は、大丈夫かな、転倒しないかな。と常に利用者の安全を考えて見守りをしています。つまり自立と事故・ヒヤリハットは紙一重なのです。

一歩間違うと転倒、骨折してしまう。しかし、過剰な介護はその利用者のできることを奪ってしまい、できていることまで、できなくさせてしまう。歩けるのに安全を優先するが故に車いすを使用し、使用期間が長期化したら歩行ができなくなってしまうでしょう。

 職員はこのような自立と事故・ヒヤリハットの紙一重の中で現場がそれぞれ工夫して、少しでも人間らしく生きてもらうためにどうしていけばいいのか日々考えています。行政が作成した事故予防の基本指針等はとっくに整備できているし、むしろこの程度の対策でいいのかと思う内容すらあります。それだけ施設や職員一人ひとりは事故を起こしてはならないことは分かりきっていることなのです。

 介護事故は結果としてクローズアップされていますが、一番大事なのはその予防と万一事故を起こしてしまったとき、その過程はどうだったのかが大事なのです。職員は全員、事故を起こして申し訳ないと思っています。結果をどうしようと悔んでも結果として残っている以上は考えたところで前に進みません。むしろ事故が起きたらご家族に隠さず誠実に、迅速に対応し、再発防止に努めることが大事なのではないでしょうか。

 私は施設で起きた全事業所の事故やヒヤリハットを集計し、分析し、全職員に公表しています。どんな事故が多いのか、いつ起きているのか、季節によって違いはないのかなど分析することで気づかなかった部分が見え、人員配置等のあり方も見えてきます。

事故報道以外に従業員の働く環境も低賃金、重労働ばかり報道されており、これから介護を目指す人にとっては大きな弊害となっています。低賃金、重労働は何も介護に限ったわけではありません。お金で買えない何かを得ることができる仕事。それが介護だと考えています。

※2011年のグリーンヒルみふね旧広報誌に掲載されたものです。