平成23年度を振り返って（2011/12/8）

2011年12月8日

　今年も早いもので1カ月を切りました。今年度は社会福祉法人恵寿会にとっては大きな変革の時期でした。

平成22年度にオープンした『地方裁量型認定こども園みどりの里』が平成23年度に認可保育園として新たに『保育所型認定こども園みどりの里』に生まれ変わりました。

自然の中で心も体もたくましくという理念を掲げ早2年。少しずつではありますが地域の皆様のご理解をいただきながら成長させていただきました。これもひとえに行政、地域民生児童委員、地域活動に貢献されているすべての方々のご協力あってのことです。園児を預けてくださっている保護者の方にも改めて御礼申し上げます。

また、介護、保育現場の最前線で働いてくれている職員一人一人の努力の成果が、ここまで法人を成長させてくれたと思います。職員一人一人の成長はまさに組織の成長であるといえます。日頃、私にきついことばかり言われ、大変な思いをしているにもかかわらず、法人職員として自覚を持ち、一生懸命に働いてくれている職員には本当に感謝しています。

日本全体でも大きな出来事がありました。今年の3月11日に東日本大震災の発生です。震災後、いままで当たり前だった生活が、当たり前でなくなったことで、当たり前に生活ができることに感謝し、人とのつながり、温かみに感謝し『絆』という言葉がよく飛び交った一年だと思います。

お互いに困った時には助け合い、協力し合うことで人と人のつながりや信頼関係ができてきます。私自身、今年初めてお会いした方もたくさんいます。その方々との出会いを大切にし、これから皆様に選ばれる法人を目指してまいります。

今年一年間皆さん本当にお世話になりました。来年もよろしくお願いします。

※2011年のグリーンヒルみふね旧広報誌に掲載されたものです。