ネイチャーゲーム導入にあたり(2011/5/25)
2011年05月25日
ネイチャーゲーム導入にあたり、みどりの里の保育士向けに記載した内容です。
活動の目的
『自然から離れてしまった子どもたちを、もう一度自然に近づけます。』
活動の方針
●一年を通じて天候に関係なく、自然に出かけます。
●自然の中で楽しみます。
●自然を大切にします。
活動の内容
●自然に出かけることで、四季折々の虫・花・木・葉などの変化を感じ、風や雨・雪また暑さ・寒さを肌で感じ、自然をさまざまな感覚で体験します。
●みどりの里の保育士は、『冒険の森』の中での活動において見守りを基本姿勢とし、子どもが転んでいたりしたら声かけのみ行います。子どもたちは転んだことで学習し、次から転ばないように遊んだり、歩いたり子どもたち自身が学ぶように働きかけます。
※子どもたちは自らの身体能力を超えて遊ぶことは決してしません。大人が手助けをすることでかえって危険が生じます。木登りをしている子供もこれ以上は自分で登れないと判断することでしょう。『冒険の森』は自然そのものを遊具とする基本姿勢とします。
活動の目標
①『冒険の森』で年中活動することで、足腰が強くなり長時間にわたって歩くことができます。
②『冒険の森』で年中活動することで、子どもたちと保育士の病欠が他の一般的な保育園より少なく健康的な体をつくります。
③自然をさまざまな感覚で体験することで、好奇心が育まれ質問することが多くなります。
④『冒険の森』で年中活動することで、自然のことについてさまざまなことを学び、想像力が生まれよく考えることで感性を豊かにします。
⑥『冒険の森』で年中活動することで、自然と生きものの大切さの重要性を学びます。
⑦『冒険の森』の中では静かにしておかなければ、先生の声は聞こえません。それゆえ子どもたちは自然に集中力がつきます。
⑧『冒険の森』では友達と協力し合いながら一緒に活動するので協調性が養われます。
⑨『冒険の森』の中ではルールを守って行動しなければ活動できませんので自然と規律性が身に付きます。
※社会の中で生きていくために、必要な能力が育っていくという実感を『冒険の森』の中では味わうことができます。