カイゼン活性化委員会6月~遅れる~
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もう遅れない!提出書類(グループホームましき)
◆カイゼン前の問題点:毎月の決まった提出書類について(勤務変更届等)提出書類に記入漏れがあり本人に再度の記入を頼んでいた。
記入内容、記入方式を予め記載し再提出の頻度を減らす事とした。
◆カイゼン後:記載例を作成し記入漏れ等が無いよう見て分かりやすくした。
確実に記載する場所を漏れがないよう提示した事で再提出の機会を減らす事に繋がる。
◆他部署への応用:毎月、決まった書類の提出が分かっているので記入例を参考に全職員が期日までに確実に実行できるようになればと思う。それに伴い確認作業の時間短縮に結びつくと考える。
もう遅れない!ご利用者様の送迎(デイサービス)
◆カイゼン前の問題点:ご利用者様から「今日は迎えが遅かった」と言われる事がしばしばあった。
◆カイゼン後:なるべく送迎時間がバラついたり遅くなったりしないよう、送迎表に到着時間を書き込み遅く到着した送迎車は次回の送迎のルート等を検討することとした。
◆他部署への応用:ご利用者さまの希望通りにはいかないかもしれませんが、遅くなりがちなルートを明確化することで「待たせない」送迎が少しは出来てくると思います。
もう遅れない!調理時間(栄養課)
◆カイゼン前の問題点:厨房内のエアコンを使用する時に、風がガスコンロの火口に直接あたってしまい効率の悪い仕事になっていた。(必要以上に燃焼時間が長くなっていた、お湯を沸かすのに時間がかかっていた)
◆カイゼン後:脚立を使いエアコンの風向きを変えたことで、以前は傾いていたガスコンロの火が改善された。
◆他部署への応用:厨房内の環境整備を今まで以上に改善を行い、働きやすい環境を作っていきたい。
もう遅れない!おむつの在庫管理(みどりの丘)
◆カイゼン前の問題点:利用者さん別にリハビリパンツやパットを入れて、入浴時や汚染の際素早く交換出来るようにショーケースやタンスに収納スペースを確保していたが、残り少なくなっても、誰かが気付いてから報告が来る為、家族に連絡し持参して頂くのも遅れている状態だった。
◆カイゼン後:リハビリパンツ、パットの残量記載帳を作り、毎週金曜日に入浴担当者がチェックし、土曜日に記録担当者が、連絡帳に記載し次回利用日に持参して頂く又、長期宿泊サービスを利用されている利用者さんは、電話で家族に連絡し持参して頂く事で、枚数が足りなくなったり持参されるのが遅くなることが無くなった
◆他部署への応用:他の事業所もおむつの残量記載帳を作ることで、おむつの在庫がひと目でわかるのでお勧めです。
もう遅れない!入所者様のお風呂の誘導(特別養護老人ホーム)
◆カイゼン前の問題点:臥床介助をする利用者の方を把握出来ていなかった為、その後の業務に取り掛かるのが遅れていた。
◆カイゼン後:入浴チェック表を改良して、その日の臥床介助が必要な利用者の方を見やすくして、随所に貼りだした。
◆他部署への応用:入浴チェック表を工夫すれば、ひと目で誘導する人がわかるのでお勧めです。
もう遅れない!入所者様の急変時の判断(華ほたる)
◆カイゼン前の問題点:入居者の急変時の対応に対するはっきりとしたレジュメや対応表がなくどういった状況の場合緊急対応が必要か、どのような連絡系統を行うか迷って対応が遅れることが予想される。特に経験が浅い職員や初めて介護職にかかわる職員にとっては一番不安なことではないかと考えた。
◆カイゼン後:華ほたる急変時の対応マニュアルを作成し勉強会を実施した。また、どのような状況、症状の時に対応が必要か、日中、夜間別の連絡系統、を書いて張り出すことで対応が遅れることを防げるのではないかと期待できる。(経験が浅い職員や初めて介護職に携わる職員にはわかりやすくなったのではないか)
◆他部署への応用:日中は職員が多くいるが夜勤帯は2人で看護師がいない時もあるので皆が不安のないように話を聞きながら適宜見直しを行っていきたい。