みどりの丘 ホーム長・手島勝智(2022年度・インタビュー)

ただ一日を何となくすごすのではなく、目標を設定し自分を追い込む

当初、介護の道に進むつもりはなく、沢山の寄り道をしてきました。介護業界は初めてでしたが、今までの少し変わった経験の全ては自分の核として残り、今の自分の中に生きているような気がします。これは先日両親に聞いた話なのですが、中学生の時には、市の弁論大会で介護についての発表をしたらしいのですが内容は全く覚えていません(笑)

どこか潜在的に残っており、そうなる運命だったようにも感じています。

みどりの丘・ホーム長として2年目を迎えました

一昨年の4月より、小規模多機能ホームみどりの丘のホーム長として働かせて頂いています。地域密着型の在宅サービスで、通い・泊り・訪問を組み合わせながら、利用者の皆様が住み慣れた御船町での生活を続けていけるようにお手伝いさせて頂いています。以前は、約8年間、特別養護老人ホームでの相談員業務の経験が今の業務にも生きていると思います。今日やれることは今日のうちにやるという事を意識して、ただ一日を何となく過ごすのではなく、目標を設定し自分を追い込むことで、毎日を逆に楽しんでやろうという心持ちでいます。毎日帰宅してからのビールが美味しいぐらいの心地良い疲れが個人的に充実感に繋がっているように感じます。

必然的に結果はあとからついてくる、悔いのないように今後も過ごしていきたい

流行り廃りに惑わされることなく、自分の軸をブラさない事を意識して音楽鑑賞を楽しんでいます。なにも集めようと思って集めた訳ではなく、好きで買い続けていたらいつの間にか3000枚を超えるレコードに囲まれながら、地震に脅える毎日を送っています。(防振対策済み)いつも心に音楽があると、なんでもない時間が豊かになるような気がします。
古いものが好きな訳ではなく、いいモノがあれば、新しいものでも取り入れるようにしています。これからの時代に順応して行く事の必要性も感じますし、何事にもバランスが大事だと思います。

この仕事を始めて、改めて自然と子供と音楽が持つ普遍的な力を実感しています。令和2年度は地域のほっとステーションを目指し取り組んできましたが、令和3年度と令和4年度も引き続き、地域のもっとステーションとしてより高みを目指して取り組んでいます。どこの場所でも、しっかりと自分軸を保ちながらも、柔軟性を持ってその場所にあった対応ができるように意識して仕事に向かっています。

先を見据えながら、その日一日やるべき事をできるだけ頑張るだけです。それが結果的に少しでも利用者様の助けになっているのであれば、嬉しく思います。必然的に結果はあとからついてくるのだと思いますので、悔いのないように今後も過ごしていきたいです。

小規模多機能ホーム みどりの丘
ホーム長 手島勝智

スポーツ推薦で大学へ入学後、熊本学園大学の福祉環境学部の一期生として卒業。