統括施設長吉本洋の2022年度ご挨拶

皆さん、こんにちは。グリーンヒルみふねの統括施設長の吉本です。

この2年は新型コロナウィルスの影響で、世界規模でさまざまな活動が、停滞してしまいました。

具体的に申し上げますと、地域との連携(祭りの参加等)、学校との連携、世代間交流、職員の学習機会が新型コロナウィルスを理由に、制約または中止、延期になっているのが現状です。

中止という選択は、簡単なことです。安全という言葉を引き換えに、失われたものがあまりにも多すぎた2年間でした。

学生たちの立場で考えると、大人の事情(風評被害・周りを見て判断する)で、子どもたちの修学旅行や体育祭、文化祭などなど軒並み中止。

人生に一度しかない学生時代を大人の都合で変えてしまったのです。失った時間を取り戻すことはできませんが、今後考えることは、どうやったら開催できるのか?どうすれば世間は納得するのか?考える時代になったのかもしれません。

どのように新型コロナウィルスと共存していくかが課題となります。無論、解決しなくてはいけない課題は山積みです。その制約を少しずつ、緩和しつつ、安心・安全に運用することが、私たち介護施設事業者に求められてきたのではないでしょうか。

2022年度は、こうした背景を考えつつ、面会の緩和や実習生の受け入れ、研修体制の動画化などを積極的に進めていきます。介護保険施設も様々な競争時代となってまいりました。より良いケアとは何か?より良い施設とは何か?

更なる挑戦に向け、職員一同、今まで以上に取り組んで参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

2022年6月9日
老人総合福祉施設 グリーンヒルみふね 統括施設長 吉本 洋